Tonight, I Celebrate My Love/ Peabo Bryson & Roberta Flack(ピーボ・ブライソンとロバータ・フラック)
|
|
|
この曲のコード進行(フル・コーラス)MIDIデータ |
|
この曲のコード進行(フル・コーラス)PDF書類 |
tonight_i_celebrate_my_love.pdf へのリンク |
|
ロバータ・フラックとピーボ・ブライソンの80年代にヒットしたデュエット曲、Tonight, I Celebrate My Love です。
このようなバラード曲では、イントロをどの様にして作るかに悩みますが、この曲ではAセクション冒頭のメロディをイントロとして使っています。冒頭のメロディを使用するバラード曲は一般的ですが、それゆえ何かメロディに人を惹きつける魅力が必要です。
ここではエレピ(これも一般的ではあるのですが)を使用し、比較的高めの音域で演奏されています。和声的には一音一音に和声付けされ、メロディ音(最上声部)と最下声部の動きを印象的にしています。
これがこの曲のイメージのポイントとなり、しっかりとした曲になっています。 |
|
曲構成としてはAABABで進行します。
構成の掴みとしては、2回目のA(PDF書類ではリハーサル・レターB)を8+2小節という変則的な小節数にし、曲にタメを作り、サビを効果的に盛り上がらせています。
もちろん2回目は、(PDF書類ではリハーサル・レターDですが)普通の小節数8小節に戻しています。まぁ、アレンジとしては通常の考え方なのですが、効果的なことをやる場合、その効果をつけるポイントは最小限にとどめておく、つまり何回も出さない、という考え方に基づいていると思います。
サビは定番の形であるサブドミナントから入ります。サブドミナント(IV)からトニックの代理コード(IIIm7)の繰り返しが最初に現れますが、変化をつけるため、IVへ進行するセカンダリー・ドミナント(このキーでのEb7)、そのリレーティドIIm7であるBbm7を使用しています。
その時代のサウンドの流行りであるsus4系のサウンドにするため、このBbm7を分数コードBbm7/Ebに変えているのも特徴的です。
最後にこれもバラード曲では定番のように現れるサブドミナント(Ab Maj7)サブドミナント・マイナー(Abm(maj7)が効果的に使われています。 |
|
|
参考資料 |
Key of Eb Majorのダイアトニック・コード |
|
|
|
このページのトップへ |
|
|
|
About POPSへ戻る |
|
|
|
ホームに戻る |