If We Hold on Together(イフ・ウイ・ホールド・オン・トゥギャザー)/Daiana Ross(ダイアナ・ロス) |
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If We Hold on Togetherのコード進行(フル・コーラス)MIDIデータ |
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If We Hold on Togetherのコード進行(フル・コーラス)PDF書類 |
if_we_hold_on_together.pdf へのリンク |
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ダイアナ・ロスの有名なバラード曲です。コード進行はシンプルで、そのせいか彼女の歌声の魅力がはっきりと出てくる曲です。
構成はABABCBプラス歌によるエンディングという形になっています。イントロのピアノのメロディをコードと敢えてぶつけているところ等面白い部分があります。
サビのセクションであるCでは、コード進行が同じ形で進行するダイレクト・モデュレーションというテクニックを使った転調をしています。
Cの1、2小節目のコード進行はF、G/F、Em7、Cという進行ですが、これはKey of CでのIV、V/7th(ドミナント7thコードの第7音がベース音となっている、分数コード)IIIm、Iと分析でき、この進行の形がCの5小節目でKey
of Bbで同じ形で進行します。
7小節目のAbはKey of BbでのbVII、D7は本来はVIm(Gm)に解決するセカンダリー・ドミナントですが、ここではコードGに解決しています。
このGがピボット・コード(Key of Cでのドミナント(V)でもあります)としてKey of Cに戻ります。
最後の歌によるエンディング(PDF書類でのリハーサル・レターE)では関連マイナーであるAmに一時的に転調します。
使用されるテクニックはライン・クリシェです。Am、Am(Maj7)、Am7、Am6(譜面ではF#m7(b5)で表記されていますが、このコードはAm6と同じ構成音を持つコードです)と同じAmのコードに変化をもたせるテクニックです。
この時メロディがオクターブの跳躍をするのですがダイアナは見事なニュアンスで歌っています。コード進行の事で細かく言いますと、次のDm7はKey
of AmでのIVm7、Key of CでのIIm7で解釈され、Key of Cに戻り、エンディングとなります。
総じてこの曲はダイアナの歌の表現力が素晴らしく、あまりコード進行について論じることはつまらないことだとは思いますが、とりあえず書いてみました。
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