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Overjoyed(オーバージョイド)/Stevie Wonder(スティービー・ワンダー)

 
Overjoyedのコード進行(フル・コーラス)MIDIデータ 
Overjoyedのコード進行(フル・コーラス)PDF書類  overjoyed.pdf へのリンク 

かなりお気に入りのスティービーの曲です。彼の曲サマー・ソフト同様後半にどんどん転調していくところが気持ちがよいです。
イントロは曲のキーがEbなのに、意表をついてbVII(Db6)から入ります。このコード進行どこかで聴いたことあるなぁ、と思っていましたが、カルロス・ジョビンのワン・ノート・サンバの最後の部分のコード進行がこの進行と似た形であることを思い出しました。
One Note Sambaの最初の部分   
   
   
One Note Sambaの最後の8小節
   
   

ワン・ノート・サンバの場合、キーがBbの場合、DbMaj7/C7/BMaj7/Bbという形をとっています。アナライズするとbIIIMajor7th/本来はV7 of V、しかし次のコードへ半音進行するドミナント/bIIMajor7th/Iという形になりますが、
オーバージョイドではDb6/C7/BMaj7/C7/Db6/C7/BMaj7/Bb7でこの曲のトニックEbへ進行します。
key of Bbで始まるという考え方もありますが、それほどの転調感が感じられません。
Key of EbでアナライズするとbVII6/本来はV7 of II、しかし次のコードへ半音進行するドミナント/bVIMaj7/次のコードに対するアプローチコードとしてのドミナント/bVII6/本来はV7 of II、しかし次のコードへ半音進行するドミナント/bVIMaj7/V7 of Iという形が考えられます。



Aセクションではピボット・コードを上手く使い、途中key of Cに転調しまたEbに戻ります。転回形の分数コードもこの転調に効果的に使われています。 

   

Bセクションでも途中Key of Fに転調し、Aセクション同様元のキーEbに戻ります。


CセクションはBセクション同様Key of Fから途中Key of Gに転調し、元のキーFに戻り、エンディングにおいて最初のキーEbに戻り、終わります。

参考資料
Key of Ebのダイアトニック・コード
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